人口動態統計 が政府から発表されている。
殆どの人は病気で亡くなる。
自殺で亡くなる人、他殺・不慮の事故で亡くなる人は5%くらいである。
老衰で亡くなる人も5%くらい。
素朴な価値観では、人は老衰で死ぬのが良いと思っている。
自殺や他殺や事故で死にたくないと思っている。
病気で死ぬとは思っていない。
実際には、大抵の人が、ガンかそれ以外の病気で死ぬ。
だから、多分私もそうだろう。
老衰で死ぬのは、すごく運が良いと言わざるを得ない。
そういう意味では、ある高齢の作家が自らの意志に基づいて死ぬ自由を行使して、
睡眠薬で自殺したけれど、そういう幕の下ろし方も有りだろうと思う。
だいたいの人は病気で亡くなるし、それは仕方の無いことである。