幼少の頃は過ちを犯すもの。
だから何をしても良いとは言わないが、やってしまった後悔は改めれば良い。
後悔の念や呵責を感じる心は悪く無い。何か自分に非があったとして気付かせてくれる。
非が無かったとしても考える機会をくれる。
悪いことは物事に何も感じず何も考えず何も行動に転じることが無いということである。
経験に学び、それを活かして生き方に転じることが若い時に専心することだと思う。
セネカがいうようにたまには自己を省察した方が良いのかもしれない。
若い折に多くの黒歴史が積み重ねられる訳であり、時にはそれを恥じて死ぬ者もいる。
けれど己の過ちを恥じるなら何らかの形でそれを見直せば良いのであり死ぬことは拙速だろう。
まぁ正せないから死ぬのかもしれないが。自殺の全てを非難する気は無い。
PTSDなど忘れ難い記憶の払拭は諦めるのが楽な気がする。
忘却するに任せて10年も待てば日常関わらない記憶は水の底に沈む。
それを一々掬い上げなければ良いのだと思うのである。