LittleBear Communication Disorder's

発達障害者の適当な日々の考察と日記

累 感想

口紅を塗ってキスすると顔が盗める、という設定の漫画。主人公は顔が醜い。

ちょっと、ガラスの仮面を思い出した。

累自身根っからの悪人とは描かれていない。善人でもないが、というか既に人を殺してますが(苦笑)

リアリティは無いかな…。フィクションとしては楽しめる。

実際、美醜での苦しみは女性はかなりあるんだろうな。男性でもあるが女性は弱者なので。

それは、男性は美醜なんて、そもそも、それほど問題にされない、という意味で。

男性が不細工と顔の作りで虐められることは女性ほどあまり無い気がする。

可愛いは正義、ということは、可愛くないは悪なんですよね。

まぁ、最近は腐女子とか逃げ道がある分、昔より楽なのかもしれない。

BLとかも理想的な女性じゃない現実的女性の逃げ場としての楽しみみたいな部分ありますしね。

多分、萌えに対する男性も同じ気がしますが。

まぁ、堂々としてれば、ある程度、誰しも、それなりに需要はあるのかな、と思うのですが。

木嶋さんという保険金殺人してた人がいましたが、まぁ、あのくらいの容姿でも惹かれる男性がいるというのが現実というか、

前述したモテない男女は優しくされるとコロっといってしまうような先入観がありますね。

自分に引け目があって、割り引いて異性を選ぼうという気持ちが強い人が少なからずいる、という感じ。

私からいうとそういう割引は止した方が良いですね…

それで十分吟味しないから駄目な男を選びがちになり破滅するような…^^;

累も実は、烏合零太 辺りは醜い素顔で接しても恋人になれたんじゃという感想。

羽生田釿互という取り巻きがいるので、容姿の醜さを否定以外できなくさせられてる気がします。

この世界には美容整形なんて無いのかもしれない(´・ω・`)

一人殺した時に口裂け女になってたけど酷い仕打ちですよね(笑)

女扱いされない、ということが言いたいんだと思うんですが。

まぁ、女扱いされるような振る舞いをしてない人もいるんで…。

若干、累って「わたもて」の主人公に似てると思う。容姿さえよければ私リア充的な(苦笑)

多分、それまでの人生で自尊心や価値観が歪んでるから駄目だと思うんだけど。

丹沢ニナ視点で累に優しく接せられるとイラッとする(笑)

自分の自己欺瞞にもうちょっと苦しんでも良いと思う。容姿が容易に失われる恐怖とか。

若干、絵や雰囲気で保ててる作品だな、という印象が強いかな。心理描写は決してリアルではない。あるいは心の傷が容易に乗り越えられる部分がフィクション色が強いか。あの境遇で演技が最初から出来すぎているとか。他人に指摘されたり客観視しないと演技って伸びるものじゃないと思うので。演技力の背景は幼少期を描くとか深めといた方が良かったかも。遺伝・才能・天才だけで片付けてしまいフィクション性が高くなる。少女漫画的なのかもしれない。

あくまで一般論として漫画家自身凡人だから天才を描くのは難しいんだと思う。累は演技の天才として描かれているけど、そこは浮いてる気がするし。絵で誤魔化してる感が凄いというか^^;劇画調にするか後光射しとけば良いんじゃないかな、と(笑)私が皮肉屋なのかもしれないが、ちょっと笑ってしまう。

なろう系の主人公はだいたいそうだけど、チートとして描くんだけど作者の分身みたいなところが大きいんで、どうみても凡人なんですよね…。そんな凡人が英雄で天才で努力チートになれるわけないじゃん、という。その感覚が俺TUEEの自慰作品と言われる部分。

でも作者からすると天才の思考がトレースできないんでそもそも(楽に)描けない。想像力も無い人多いし。作家の素人とプロを分ける違いは自分と異なる人物の思考を読んで模写できるかどうか、だと思う。あと自分を登場させない方が良い。まぁエッセイ風の作品なら良いんだろうけどね。

世界を自分の好きにしたい、という人と、世界や人間(群像?)を描きたいという人がいるわけですが、後者の方が物語を描くのに向いている。前者はサラリーマンとか社会に不満を感じていて窮屈で鬱屈を晴らしたくて自分の妄想が叶う桃源郷を描きたいから作家やりたいって人がいるらしいんだけど。それは適性無いと思う。外の社会や人間に興味を持ってる人の方が作家は向いてると思う。二つはベクトルが真逆だと思うんだけど。

まぁ、残念ながら後者の人間って少ないと思うので。あと編集側も前者みたいのを推す気がするし。そうすると前者ばっかになる、という。個性とかオリジナリティとかね、好きですよね(´・ω・`;)思うに語彙が足りない。個性やオリジナリティを煽ると、どうしても極端な曲芸か、凡庸なステレオタイプに走るというか…^^;

ある程度、哲学者的な部分が欲しいかな、と思ったり。