コーヒーにバターを入れちゃいけないの?っていうスレッドがあった。
最初、そんなことするんだ、と思ったし、スレッドもアメリカ人はこれだから…みたいな感じだったけど、
よく考えてみると、バターを入れることはそんなに変じゃない。
コーヒーにミルクを入れることは定番だろう。
ミルク、要するに牛乳である。牛乳はバターの原料だ。
ではコーヒーにミルクを入れるのは普通でなぜバターはいけないのだろう。
牛乳というのは牛の体液である。牛乳は単純にいえば脂と水。
バターを入れるというのは牛乳から水を抜いた脂を入れているわけだ。
さて、コーヒーに入れるミルクは「コーヒーフレッシュ」という製品があるが、
これは植物性脂肪が使われている。そのイメージからミルクじゃなくて脂だと言われるが、
ミルクも一応、脂である。牛の体液であるわけでミルクという名前の触りが先行している。
ケーキなんかは、小麦粉と牛乳とバターと砂糖と卵から出来ていたりするわけだろう。
女の子はケーキ(お菓子)が好き=可愛い、みたいなステレオタイプがあるわけだが、牛乳もバターも卵も動物由来である。
要は血肉を食べるのと同じだ。まぁ、女の子は建前で飾りつけ本音を隠して生きているということなのかもしれない。
そういう意味ではミルクよりコーヒーフレッシュの方が本当にフレッシュであるかもしれない。
牛乳は牛の乳な訳だが、乳というのは血液由来の分泌液である。そう考えると牛の血を飲んでる訳である。
ブラッドソーセージという血を使ったソーセージがあるが何だか忌避感がある。
けれど、普通に食べる人から見れば牛の乳を飲むのと殆ど同じかもしれない。その忌避感はイメージである。
マグロであれば脳や目玉を食べたくないと思うが、シラスであればどうだろう。シシャモとか。
食べる人は何でも頭ごと食べるようだが…。
まぁ、そういうイメージの階層のようなものがあって、バターは脂だというイメージが強く、牛乳に対しては弱い。
じゃあ、なぜ牛乳を入れるのだろう。
私はやはり脂を入れたいのだと思うが。猫は脂質を好む。
人間としては、そうすることでコクとまろやかさが出るのだろうと思う。
ブラックコーヒーはパサパサしていて、ミルクティーはまろやかである。
味にそうした丸みを付けたいからミルクを入れるのだと思うし、
バターもそのような効果があるのかな、と想像する。