まぁ、最近そう思ってる…という話ですが。
一昔前は「子供→大人」になるもんだと思ってました。
一般論として「子供は成長し誰しも何れ大人になる」と言われていたんですが、最近は寧ろ、自然にそうなるわけも無いな、と思うことが増えた。
「自然に大人になれて当然」だから「そうなれなかった人は馬鹿だ」という理屈があったとして「自然に大人になれて当然」という命題が間違いだろうということ。
そして「大人にならなければ嘘である」という命題も間違いだろうということ。
別に翻って、だから「子供のままで良いんだ」と言いたい訳では無い。ただ成熟の結果として「大人」が必然的に「子供」の進化の先の段階として存在する訳では無いという話である。
それは努力の結果として「医者になる」のと同様に幾つかのスキルを持った存在が「大人」と呼ばれるのだと思う。まぁ、だから「大人になれない人もいる」のは必然である。
つまり「医者になれない人もいる」というのと同様だと考えれば良い。「大人になる」だけの能力を(生まれながらに)持たない人が存在するのだと。
「みんな、子供は大人になるんだよ」という昔ながらの考えは教条的/道徳的でリアルではない。私は「理想では無く現実(リアリティ)の輪郭を丁寧になぞれる言葉」を教えて貰いたいと思うが。
「みんな、子供は大人になるんだよ」という言葉はカルピスの原液を薄めたみたいなもんかな…と。私は「これは原液じゃないよね」という判断を付けたい。
フォトショップで修正された写真には「修整済み」のマークを付けて欲しい。フランスかどこかでそうするらしいんだけども。正直、私はフォトショップを完全に見破るだけの洞察力とか無いので。
建前だらけの世の中の本音を知りたいわけで。それは知る能力が無いのでっていうことですよ。やっぱり一々、指摘されないと分からないし( 一一)