LittleBear Communication Disorder's

発達障害者の趣味と考察と日記を適当に

日記 徒然草 鉄血

オルフェンズはかなり死んだらしい。三日月とかオルガとか…ああいう。

 

はぁ~、そうなんだ…。任侠っぽいの苦手で切ったんだよね。ほら、「龍が如く」とかTVドラマ系も昔から多かったですよね。金貸しの話とか。ヤクザ映画。ビートたけしとかも結構撮ってるけど。

 

なんでヤクザ映画なのかな、とかヤクザ映画…なんでなんだろうね。任侠もの…とかもね。一時期、そういうのばっかりで。バブル期というか、昔は多かった気がする。

 

それが刑事モノに成り代わっていった感があるような…。時代物の戦国ものとか。仁義…とかね。好きだったんだろうなぁ。

 

「神技ニーベルンヴァレスティ!」とか好き。違うけど。高度成長時代の工場とか、学校の体罰や不良とか、まあ、なんか暗い符丁の。「3年B組金八先生」とかね。

 

この前、TV見ていたら、体育系の部活の映像とってて、その先生がね、まあ体罰的というか、言葉の暴力というかね。あぁ、きっとクレームの電話が来たと思う。あれは。今の時代、ああいうノリは駄目なんだと思うけどね。2017年だよ。

 

私は2000年問題とか昨日のことみたいに覚えてるけど。PCがちゃんと動くかどうか、みたいな。そこから四捨五入して20年過ぎたんだよ。そうすると、体罰とか、タバコとか、セクハラとか、そういうのが段々、当然駄目なこと、と変化してきたよね。

 

変遷期みたいのがあって、体罰なら「アリかナシか」という議論があって。今日、そんなの無いでしょ。体罰は無条件に無いわ…っていう。タバコなら喫煙所みたいな小部屋が作られて、そこでタバコ吸う人は吸ってたし、喫煙席みたいな区切りがあったり、あぁいうの、今は無いでしょ、多分。タバコも無いわ、っていう。

 

いぬやしき』見たんだけど、あぁいう奥氏が描くような不良って、今もいるのかな…と思って。まぁ、居るのかもな…。底辺校とかね。スクールカウンセラーを置いて、生徒を守ると同時に、生徒から教師を守らないといけない。そういうシステムが貼られていくんだろうとは思うけどね。

 

ただ奥浩哉さんの世界って、ちょっとズレてる気もするんだよな。『いぬやしき』の獅子神君はね…サイコパスかと思うけど、そうでもないような…。「魂が無い」感じがする。

 

彼に父子が殺されるシーンとか、登場人物が恐怖でね、ぷるぷるしてたりするんだけど、私的には、あぁいうリアクションにリアルを感じない。まぁ、奥先生としてはリアルを描いているんじゃない、という可能性があると思うが…。あれで子供が溺れ死んだシーンはかなり風鈴のSAN値が削れた。

 

ああいうリアクションはリアルと見せかけて、リアルじゃない、という二段構えだと思うんだよな…。『GANTZ』なら2ちゃんねらーを描いたりするけど「メシウマ」とか本当にそうかなぁ?と私等(など)は思うわけで。社会の落伍者を好んで描くよね。

 

個人的にはクロノの父親が嫌い…「掌返しすぎ」。『GANTZ』は好きだし、奥先生は絵上手いと思うけど、絵が上手い人って他の何かを犠牲にして来た人じゃないか、というジンクス…ジンクスじゃないな。そういう仮説を支持してる。若干。

 

何かしらのプロっていうのは、何かを対価にしている。捧げている。捧げたじゃなくて、技術skillを維持するために、日々、自身のセンスのリソースを裂いてると思う。

 

だから、自分の生活とか、性格とか、性質とか、機能とか、質感とか、実感とか、生理とか、日常の体感覚とか、意識もね、そういう一切の自分という感覚のバランスを特定の値へ向けて、捧げて変質させている。

 

だから、凄く絵が上手い人は、文学的なセンスに劣っている、とかね。勝手に私がそう思っているだけなんだけど。

 

ほら、古代の数学者が兵士に殺されちゃうんだけど、世の中を渡っていく術に疎かったりしてね…。数学のことしか考えてないから…とかいう。そういうのが美術に関してもある、と思っている。

 

だから、絵を描くのが上手いんだけど、芸術とは認められなくて苦しむ人とかよくいるんでしょ。なんか色々変なことをやってみるんだけど…。そういうのじゃ無いっていう。絵を描く技能と芸術に昇華するセンスが別のもので…みたいな。

 

奥先生は絵で売ってる気もするけどね。攻殻機動隊みたいな。精密な絵で売ってる作品は確実にあると思う。なんというか所謂コロコロ・コミックみたいな絵って今の時代売れないと思うんですよね。手塚治虫の絵とかもね。あの時代には売れたんだけど、今の時代には売れないと思う。図書館にある漫画ってイメージ。

 

ブラックジャック』はアニメ見たら良いと思う。物語は今でも全然通じるんだけどね。絵が受け付けなくなって来た気がするからね。話題にあげただけで読みたくはなってくるもんね…。でも開くと絵が辛いという。文章も細かいし。

 

手塚治虫の作品には中身があった。哲学とか、テーマ性。風刺とか。メッセージ性。『GANTZ』とか『いぬやしき』とか、そういう作品はアクションを売りにしてて、メッセージ性が何かあったりする作品じゃ無いからね。『いぬやしき』を見ても、表面的でね、そんなに深さを感じないから。『GANTZ』も人間がどうこうというより、人間以上の宇宙人とか高位存在を持ってきて人間の程度を知らしめる、的な感じで、クロノが「違う、違う」って叫んで終わり…という感じで。その先とか…別に行かないからね。

 

少年ジャンプ的な作品…とかだと、やはりあまりメッセージ性を感じない。私は今まで見てきた中だと『風の谷のナウシカ』とか『寄生獣』が好きです。それは読んだ後に何かしら残るものがある…ものが好きかな。

 

なんとなく上げたけど『GANTZ』も『ナウシカ』も『寄生獣』も異文化との交流だった…。これは…3つ合わせて読むと良いかもしれないな…。