一応すべてのエンディングを見ました。
私の理解では、
魔物=人間の魂
ニーアたち=人間の身体(レプリカント)
というか、ほぼナウシカのパクリじゃないかな…と思ったりしました;
レプリカントが自我を持った存在がニーアたちであり、それは魔物化した人類の想定外だった。
最終的に、魔物の魂をレプリカントの身体に移植することで人間は復活しようとしていた。
物語開始時の街(新宿?)は人間の頃のニーアとヨナであり、ラストで対峙する魔王とヨナ(魔物)である。
プレイヤーが操作するニーア・レプリカントはその意味では偽物である。そして、どのEDでもプレイヤーは開始時のニーアとヨナを殺すことになる。
魔物は人間であるが、一部は暴走しており、それらがレプリカントを襲っているらしい。
だから、魔物の全てが理性を失っている訳では無い。
にも関わらず、レプリカントたちは魔物=悪と考えて魔物の全てを殺そうとする。
正直、CDエンドはカイネの補完で、私としてはニーア(魂)を救うEDがあっても良かったと思う。Bエンドの最後が個人的に一番面白かった。エミール(笑)
ただ、結局、あの後カイネは限界を迎える可能性があるので、再開の形は悲劇的になるのかもしれないが。前に一週目を終えてレビューを書いているが「シスコンRPG」である点は変わらなかったな…と思う。ラスボス戦はどちらのシスコン力が上かという感じだし(笑)ニーア・ゲシュタルトという作品があって、そっちは父と娘らしいがより業が深いことで…。
どちらかというと魔物ヨナの方が天使っぽい。かなり声が好みだった。