LittleBear Communication Disorder's

発達障害者の趣味と考察と日記を適当に

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

reゼロから始める異世界生活

reゼロから始める異世界生活の感想 ベースとして「ひぐらしの鳴く頃に」があると思って読むと、すんなり入ってくる。主人公が愚か者で出鱈目な人物なので読んでいて辟易してきてしまうが、主人公ナツキ・スバルは「ひぐらし」の前原圭一と同じような人物(ホ…

本を読むことは手段

例えば、一日に40p本を読もう!とか思う。 けど、それって、本を読むことが目的になっている。 そもそも、なぜ私は本を読もうと思ったのか。何のために本を読むのか。 本を読む目的は何か。 本を読む目的は情報を得るためである。 勿論、他の目的もあるだろ…

私は人生の主人公です?

人間の持っている一番大きな欲求は「自分が生きられること」だろう。 だから、自殺する人も一筋縄ではいかない。自殺というのは自分が助かるためにすることである。 ある意味では、自分が生きられるために自殺するのである。 この世が地獄であの世が天国だと…

自分の望むような子供に育てたい

少女を誘拐した誘拐犯が、そういう風に言ったという。 子どもの発達を考えた時に害になるのは、自分の思った通りの子どもになって欲しい、と望むことである。 子どもの発達にとって欠かせないものは、基本的信頼であり、それは子供をそのまま受容することで…

悟(さと)り って凄いの?

悟りを開いたなんてよく言いますが、悟りとは何だろう。 1 物事の真の意味を知ること。理解。また、感づくこと。察知。「―が早い」 2 仏語。迷妄を払い去って生死を超えた永遠の真理を会得すること。「―の境地に達する」 『goo辞書』 私の理解では、神のお…

思考するというのは便宜的なもの

私たちは思考する。発達障害者は言葉だけではなく、イメージや音などで考えたりもするらしい。逆に言うと、言葉で考えるということは苦手としている場合がある。私もそうだと思う。 思考は何かを理解するために使われる手段で便宜的なものだと思う。便宜的と…

物語

「物語三昧」というブログを読んでいて、私は非常に共感できるなーと思っていました。 物語を読むという行為の中には耐えられないというのがある、とか新しい視点でした。 ニキ・リンコさんも言っていましたが、自閉症者の書いた本を翻訳する行為が辛いと。 …

ケースバイケースで悪いか?

私は物事はケースバイケースだと思っているのだが、そういうことが批判されることがある。理念が無いとか言って。 私は優柔不断でそのことを苦にしていたから、ケースバイケースという考えもそれに結びついて考えてしまいがちだ。 けれど、宗教という問題を…

解脱

輪廻転生からの解脱が仏教の理想であるらしい。 解脱とは、新たにこの世界に生まれてくることがないということ。 これはかなり理解できる。 私も昔は、生まれて来たくなかった。眠ったままにしておいて欲しかった。と思っていたのだから。 それは来世もどう…

宗教と呪術と阿片

カール・マルクスは宗教を阿片のようなものだと呼んだそうだ。 共産主義はマルクス主義を受けて宗教を否定したそうだが、 実体は宗教から自由にはなれなかった。 それは、日本人が自分たちは無宗教だと言うような無宗教であって、それは宗教である。 宗教と…

大雑把な理解から徐々に調整されていく

人の物事に対する理解の深め方というのは、辞書を読んで丸暗記したら使えるというものではない。 車の運転などの運動スキルをみにつけるときには、最初は誰でも、ハンドルやクラッチの操作など、運転自体にかかわる部分に意識を集中しなければなりません。こ…

礼儀と振る舞いと尊重

礼儀というと無骨な印象を与えるから、マナーと言っても良いかもしれない。 人が互いに気持ちよく暮らすためには、お互いを尊重し合う必要が生じる。 社会のマナーを守ることは、多くの場合、他人が嫌な思いをしないようにという配慮である。 相手を尊重し尊…

他人であることが配慮に繋がっている逆説

自身のことを回想してみると、私の身内は私を理解してくれようとはしてくれなかった。 実家から出て、地方の大学でサークルに入り、周りの人と否応なく触れあうことになり、 そこでの関係の方において、他者は私を理解しようと努めてくれることが多かった。 …

ブログを書く意味

泉流星さんが、ブログで、誰も読んでいないだろうにブログを書いている意味があるんだろうか・・・と書いていて、私は自分も似たことを考えていて、あぁ、同じような脳だな・・と思った。 ドストエフスキーの地下室の手記は、男の日記という形式で書かれてい…

虚無主義と楽観主義

幸せを感じられない時期が長く続くと、人は生きること自体に価値を見出せなくなる。 それは当たり前のことである。 生理的にはうつ病になり、死んでしまうだろう。キルケゴールの哲学は良く知らないけれど、『死に至る病』という名前だけは、記憶に残ってい…

自分の見方

よく自分の心理を見て、私は悪い人間だ・・・と感じてしまい、自分を責めたりする。 太った人とすれ違って心の中で舌打ちしたり、罵倒したり。 身の程知らずな暴言を、私などはよく思考してしまう。口に出したりはしないのだが。 口に出してしまう汚言症とい…

般化

般化とは・・・心理学用語。一定の条件反射が形成されると、類似の条件(刺激)によっても同じ反応が生じる現象。また、ひとつの環境で学んだことを、ほかの環境でも応用できることをさす。『自閉症感覚』p82 発達障害者は抽象的な考えが苦手である。融通が…

早期介入支援という教育の考え方

テンプル・グランディンの本を読んでいて、早期介入支援という療育が重要な役目を果たしている、という風に聞いた。 私の両親は、私が子供の頃は何もせず、大人になってから、もう良い大人なんだから自立しなさいというような人であった。 テンプル・グラン…

空気を切ることの必要性

第二次大戦で日本が暴走した理由は、空気に引きずられてしまったから、であるらしい。 例えば、いじめを傍観することも空気を断ち切れないからである。 日本人は空気を読むことはできても、それを断ち切ることはできない。そういう行為を学ばないからである…

STAPでデスノートを思い出す

小保方さんの実験は24時間監視の体制で行われるらしい。 24時間の監視というとデスノートである。 夜神月が自身の潔白を証明するために拘禁された。 そんなことを思い出した。 個人的にはSTAPが出来たというのは小保方さんの勘違いによるものだと思う。