自分は何歳まで生きるのか。
どのように死ぬのか。
そんなことを考えてみる。
誰しも病気や事故で死ぬのだろうか。老衰とはどういうものか。
生物の生死に関して考えてみる。安寧なる死なんてものがあるのだろうか。苦痛や惨めさの中で、苦しみと疲労の中で、痛苦の中で、鈍痛のようにままならない生理の中で、死んでいくのか。
そう考えると死を迎えるということは怖いような気がする。もし、転生するとしたなら、繰り返し繰り返し、そんな苦痛を味合わさせる輪廻というのは、地獄だろう。
様々な人が死を恐れ、生に挫ける。私達は何のために生を得たのだろう。何のために働くのだろう。世の中は、何故、生に苦痛を感じていても、楽に殺して貰えないのだろう。
そして、死んだところで、永遠にグロテスクな肉塊へと転生し、なり続けるとしたら。その巡回は何時終わるのだろう。
沢山の人が頑張って働いている。何故そんなにも働けるのだろうか。何のために働くのだろうか。死や生に絶望を覚えない程に、何を生きる糧としているのだろうか。
何故、そんなにも笑って生きることができるのだろうか。私はそうでは無いから、そんな人たちのことが分からない。