LittleBear Communication Disorder's

発達障害者の趣味と考察と日記を適当に

2015-01-01から1年間の記事一覧

ギフテッド

wikiの「ギフテッド」の項目で、なるほどなーと思ったんですが、 欧米と日本の考え方の違い、として、機会平等主義と能力平等主義というのがある。 ここで言うには、日本では努力すればみんな同じ程度に能力が伸びるはずだ、という考えが強いそうなんですね…

ぐるりのこと 感想2

後半で出てきた女性の被告は、発達障害だったんだろうな、と思った。特徴から見て明らかである。 その感受性のあり方も行動の極端さもやっぱりなぁという感じである。社会によって精神的に追い詰められた結果、という風に思う。こういう事件の場合、被害者は…

ぐるりのこと 感想

宮崎勤の話。死刑は妥当ではなかった、と思えた。精神的に大人で自分たちと対等である、という価値観に基づいて、裁いていると思われるので、精神的に大人でもまともでもない被告を「自分たちと同じ」という、その論理で裁くのは適当ではなかっただろう。社…

自殺は人間特有ではないんじゃないか

動物も自殺すると思っている。 仮にそれが真だとして、人間の自殺を特別視したいのは、 社会批判を恐れるためのような気がする。 人間社会が構造的に個人を抑圧し自死に追いやる=自然界と比べて精神的な苦痛が大きい、 ということを見ないようにさせている…

綺麗な死に方

死というものが利用されているのを見ると、その人が穢されているような気がする。 死体を漁るハイエナのように、その人に集り死肉を喰らおうとする。 他人から注目を浴びるということは、実に心地が悪い。 私から見ると死人を弔うためではなく、自分がアピー…

血生臭いゲームは流行らないんじゃないか

流血表現のあるゲーム、戦争系FPSゲーム、殺生系のゲームは多いけれど、 そういうのはテンプレをやってるだけで、実際、ストレスを受ける人が多いんじゃないかと思う。 脳は現実と夢を区別しない。FPSで人を殺した場合、事後的(あるいは事前的)に殺しては…

双子と発達障害とアイデンティティ

発達障害者は個性だと思っていたことの殆どが障害の結果であったことを知る。 双子(一卵性)は互いに思っていることが同じで隠しごとができない、という。 人間の思考形式を形成するのは、遺伝6割、経験4割と仮定したい。 このうち遺伝というのは、発達障害…

被災地に中古服を送り込む

はい。問題になっていますね。 前に履き古された靴をアフリカの子供たちとかに送って変顔されたとかありませんでしたっけ…。 常総市に中古服を送って困ってるみたいですね…。 カメラ欲しいなって言って、古いので良ければって貰ったんだけど、 カメラの形を…

人種差別

住む場所や環境、宗教が違えば、それぞれ違う文化と価値観を持った人々である。 日本という国はある程度、同質性のある空間で、例えば趣味が同じだったり、価値観が合う人と一緒に居たいと思う。 だから、どの国でも多分、自分と文化を共有できる相手と一緒…

現実認識

人の顔が見えて無い人がいるんだろうなぁ。 報道やニュースを流す人たちは、話題性や人物名とかの記号だけを見て動いていて、 だから個人を侵害してしまえるんだろう、という気がした。 他人をラベルの付いた標識か何かと思ってるんじゃ無いだろうか^^; …

僕だけがいない街 感想

最初、主人公が好きになれない気がするなーと思っていたんだけど、話の筋が面白い。 ループもの自体が結構好きなんですよね。きっと。 ただ冷静に突っ込みを入れるとして、あの母子だと共依存関係になりそうで怖いな(苦笑) 絶対、息子はマザコンになるだろ…

累 感想

口紅を塗ってキスすると顔が盗める、という設定の漫画。主人公は顔が醜い。 ちょっと、ガラスの仮面を思い出した。 累自身根っからの悪人とは描かれていない。善人でもないが、というか既に人を殺してますが(苦笑) リアリティは無いかな…。フィクションと…

交際と成長

最近、思うのは、童貞やら処女というものが、そこまで大切にすべきものでは無いということ。 寧ろ、成長の過程で異性を意識するようになった際に、ある程度交際する経験は成長にプラスだと思う。 そして、数人の交際経験をするのは寧ろ自然な発達の結果だと…

疲労に注意

どうも疲労に気づき難いというのがあって、難点である。 一つのことに集中できる、などと言われるが、寧ろ、集中してしまうと言うべきか。 適当に息抜きができないので疲れやすくなる。そういう人の場合、周りが休憩を勧める必要がある。 FB、ツイッター、SN…

リアルとネットの乖離

リアルとネットの乖離 というのが私みたいな他人と関わり合わない人間が常に頭の隅に置いとくべき問題意識。 リアルが正しくてネットは間違ってるというわけではないが、ネットもリアルも物事の一側面に過ぎない。 私は健常者の他人との繋がりがそれなりにあ…

永遠の日常という文脈をどう思うか

悟り世代、のような感じで、日本では成長が止まっても、殆どの人はそれなりに生活していける。 QOLが重視される。仕事は労働時間と心理的ストレスがチェックされ、長時間労働は規制されていく。 非正規社員の立場自体は保障が増え向上していくだろう。そうい…

犬が射殺された話

愛玩動物でさえ日本ではモノ扱いなので命が軽いんですよね^^; 軽傷を負わせただけで射殺。それを当たり前だという人がいるのが何ともグロテスクだ…。 鯨の話でも苦痛を長引かせるのは良くないと批判したのは海外で、 外から批判されねば変えなかったんじ…

刻苦

苦しい 何が苦しい 身体が苦しい 心が苦しい 頭の中で ぐるぐるぐるぐる 考えが私に文句を言う。 苦しい 苦しい 外へ出るのは苦しい 皆のところへ行けというのは苦しい 毎日きちんとしろと言われるのは苦しい 私の考えなど聞かれるのが苦しい 周りの無関心に…

デスノート 感想

最終話だけ見た感想なので注意。 とりあえず、ニアの演技とライトの演技の差が(´・ω・`) ライト以外B級映画かな…という。 シリアスとギャグの間で綱引きすると面白くなる素材。 ライトはかなり好演だと思う(Lやミサミサは見てない)んだけど、それだけに他…

自己同一性

対人関係上の能力の他に重大だと思うのは自己同一性が確立し難い、という点だろう。 自己同一性を考えるとき、やはり自助努力の足りないせいであるような気がしてくるが、あまり関係ないと思う。 どれだけ職業適性診断テストを受けたところで自己同一性が確…

男女共同トイレの考え

差別という言葉を履き違えてるんだなぁ、と感じた。 障害者用トイレみたいなものを少し増やして、トランスジェンダーの生徒もそこを利用できるようにすればいいのに。 着替えは空き教室を提供するとか、保健室を利用するとか、分けたら良い。 区別しないとい…

同調圧力と処世術

みんな戦争になるのは国が悪いと言うのですが、歴史的に言えば、自分たちが悪かったわけですね。 大衆が扇動され民意が戦争肯定に傾く、と。私は普段暮らしていて他人に関わる中で日常的にその根を見つける。 日本人の処世術そのものが私からすると物騒です…

カラフル

カラフル(映画) アニメ レビュー 真という少年の再生の物語、と言ったところ。 真は自殺するが、天使プラプラに猶予を与えられる。その間悩み続ける。 真の自殺の原因は、母親の不倫と、ひろか、という片思いの少女の援助交際。 そして孤立。 唱子というキ…

社会主義と自殺率

社会主義的な国の自殺率は高いそうだ。 働けない者を国が養う必要は無い、と思う日本人が38%いたというデータがあった。2012年のデータだそうだが。 ハンガリーで自殺が多いのは、そうした思想が強く、老人が自死に追い込まれるらしい。 難民の劣悪な環境も…

条件さえあれば幸せに生きるのは簡単だが

動物福祉という考えがある。アニマルライツとか、そういうやつで。 ヘミングウェイは「多くの人間は動物のように死ぬ」と書いているそうだ(『アウトサイダー』)。 では愛玩動物はどうか、というと動物の権利の考えから安楽死の選択がなされる。 彼らは「動…

難民・能力主義・平等思想・差別・リアリティ・優性思想

人間は偏差である。100人いれば、2人は知的障害で2人は天才だろう。生まれながらの知能にも偏差がある。 その格差は努力で埋められはしない。 だから、努力すれば等しく評価されるとするような能力主義は正しくない。 能力のある人間を能力の無い人間よ…

愚痴

洪水で飼い主と一緒に保護された犬くらい人から大切にされたいと思ふ。…無理そうだ。 しかし、ずっと住んでいた家が流され壊れてしまった人たちは酷く可哀想だ。 思い出も全部流れて行ってしまう。

難民の子を蹴ってしまう

難民の子を蹴ってしまうジャーナリストの心理 を考えてみた。 警察→難民は入れません ジャーナリスト→難民は入っちゃいけないと言ってるのに、なぜ入ってくるんだ!お前たちは違法な人間だ!ダメなやつだ。 →蹴る(通行の妨害)→自分が警察側に立っているつ…

少年について推論

ある少年AはHPを公開したという。なんというか自棄になっているようだが、推論する。 Aが発達障害だとする。年齢としては考えが幼い印象を受けた。 思うに彼の孤立や受難が単に犯罪者としてのものだけでなく、彼自身の障害からくるものでは無いか、と。 そう…

無理心中に見る軽視

親が発達障害児を巻き込んで無理心中した場合に、親への同情だけ集まる。 本当は子供への同情も集まらないといけない。被害者は子供である。親は加害者だ。 人格や個性があるのに、そんなものは無いかのような親の付随物のように扱われている気がした。 親が…